運輸業に従事する人のつぶやき

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ヒューマンエラーに潜む背後要因を分析する[m-SHELLモデル]

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こんにちは、でみすぽです。

人間はヒューマンエラーは起こしてしまうモノととらえる考え方は、エラーを減らす意味でも非常に大切な考え方です。運輸業だけでなく、製造業や建築業、医療業においてもヒューマンエラーの取り扱いについてはナイーブにならなければなりませんし、全体的にそういう風潮になってきているのではないでしょうか?

でもやはりヒューマンエラーは避けたいもの。今回はその起こしてしまったヒューマンエラーの背後要因を洗い出す手法を一つ紹介します。

m-SHELLモデルとは

m-SHELLモデルとは、発生したヒューマンエラーの背後要因を洗い出すためのフレームワークです。m-SHELLというのは、背後要因のカテゴリー分けの項目の頭文字をとったものです。これらの視点で発生させた該当者におかれた状況からもれなく要因を洗い出すことが可能になります。もともとは航空業界のヒューマンエラーを理解するためのモデルとしてSHELLモデルとして提案されたモデルでしたが、m(管理・監督層)の要因も付け加えてm-SHELLモデルとして東京電力のヒューマンファクター研究グループが提案したものです。

モデル図

m-SHELLモデルは以下の図で表すことができます。

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出展/JR西日本 安全研究所HPより

各カテゴリー

m:management

管理・監督について。設定された目標や方針がヒューマンファクターの範疇を超えないと達成できないような中身なのかどうかとか、管理体制がきちんと構築されているかなど、マネジメント部分にエラーに関係することがないか検討します。

S:Software

ソフトウェアのこと。作業についてのルールや基本動作、基本作業そしてそれに関する教育の仕組みがきちんと適切に構築されているかなどが検討します。

H:Hardware

ハードウェアの問題。作業にあたって使用する機器や道具などが使いにくいとか、壊れている、不備があるといったことなど、モノに関する状態が関係します。

E:Environmental

作業環境のこと。作業環境が散らかっている、臭い、汚い、うるさいなど、業務を遂行するにあたって悪影響である環境を検討します。

L:Liveware

周囲の人の状態を指します。邪魔されて作業に集中できない、先輩からの圧力や煽りがすごく、結果が出せないなど、仕事の割り振られ方適切ではないなど検討します。

L:Liveware

自分の状態。心身の状態やストレス、家庭や仕事上の問題を抱えているか等を検討します。

最後に

今回はm-SHELLモデルについてその概要を紹介してきました。次回はどう使うのか、例題を使って紹介していこうと思います。